平成29年新春業務セミナー・新年賀詞交歓会開催報告

Topics 2017.02.15 15:50:52

 平成29年1月27日(金曜日)13時30分から15時までホテル札幌ガーデンパレス2階「 白鳥」において新春業務セミナーが開催されました。

今年の新春業務セミナーは講師に群馬県行政書士会から小山範之氏をお招きし、「知的資産経営を活用した中小企業支援の基礎と実践」をテーマに貴重なお話をお聞きすることができました。

まず、知的資産・知的資産経営とは何かとして、知的資産とは具体的にはバランスシートには載らない、人材や、ネットワーク、技術、ノウハウ、経営理念などのことを言い、許認可も重大な知的資産の一つであること。また知的資産経営とは、どんな小さな企業・起業したての会社でも保有する、知的資産を活用して継続的に業績を上げる経営であることが説明されました。

続いて、なぜ知的資産活用なのか?として、経営資源に乏しい中小企業にとって価格勝負は難しく、あまり減ることのない知的資産で付加価値をつけるべきことや、国策等に見る知的資産経営重視の施策などが説明されました。

さらに、知的資産経営が特に行政書士にとり、支援の基本として有効な理由としては、行政書士は伴走者として長いお付き合いができるため、その中で企業が自らの持つ知的資産に気づくためのサポートができること。また、気づかせて終わりではなく、その結果を知的資産報告書等の形にして活用する方向へとつなげられることが挙げられました。

また中小企業、特に小規模企業は様々な手続や検討課題の集合体であり、個人や家庭法務も前面に出て来るがそれも行政書士の守備範囲であるため、行政書士は特に小規模企業にとって最大の支援者となり得ると言う点が指摘されました。

 新春業務セミナーに続いて15時30分より新年賀詞交歓会が開催されました。今年は国会議員等23名、道議会議員24名、札幌市議会議員2名、関係機関団体21名と多数のご来賓にご出席いただき、盛大に催されました。

出席された皆さんは各々の名刺交換に続き、テーブルへ回ってこられた来賓の方々とのお話に花を咲かせておられたようです。こうして平成29年の新年賀詞交歓会も盛会のうちに終了しました。