夕張市支援事業の実施報告

北海道行政書士会では夕張市支援事業に平成19年より10年間取り組んで参りました。

事業内容は、年度末の窓口業務繁忙期の業務受付対応要員として、支援希望会員を募り、建設工事競争入札参加資格申請書類や法定調書等の書類整理業務、受付補助業務等の後方支援にあたるというものです。

今年度についても後方支援について要請があり、常任理事会で協議の上、会員の皆様に支援業務の募集をし、2名の方に担当して頂くことになりました。この支援業務にあたり、平成29年2月23日、酒勾次長と共に夕張市を表敬訪問致しました。職務多忙の為ご不在の鈴木市長に代わり、鈴木理事から、支援事業に対する感謝のお言葉を頂き、また、夕張市の再建が一歩ずつ進んできていること、当会の支援もその一助になっていることのお話を頂きました。職員の皆さんも一丸となり年度末窓口業務繁忙期も少しずつ自立して業務に取り組んでいきたいとのことで、今年度も以前の実施日数20日間の半分の日程で、平成29年2月20日から3月3日までの計10日間で実施しました。

最後になりますが、鈴木理事とのお話の中で、夕張市への支援事業は今年で10年の節目を迎え、11年目となる次年度からは、繁忙期の後方支援に留まらず、夕張市再建について、行政書士の専門知識を活用した事業連携という新たなステージに進んでいけると感じました。

業務企画部長　野口哲郎