１０月２５日（土）札幌市教育文化会館において、「行政不服審査関連三法の成立―行政書士の課題」と題し、特別記念講演会が開催されました。

　吉村会長ご挨拶の後、平成２６年６月１３日に公布された「行政不服審査法」「行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」「行政手続法」について、東京大学法学部教授の宇賀克也氏にご講演いただきました。

　今回の改正では、審理員制度を設け、公正性の向上、迅速に処理することを目的としていることや、不服申し立ての種類の一元化、審査請求の手続き等について、３時間という限られた時間の中で詳しくお話しいただき、改正前との相違点や、改正された理由を理解することができました。今後特定行政書士が取り扱う業務ということもあり、全道から参加した７８名の会員は熱心に聞き入っていました。

　なお、今回の講演会は、北海道行政書士会と北海道建設業関係行政書士協議会（設立２０周年記念事業）の共催で行われました。